2013年02月20日

ようこそ、古城ホテルへ4 ここがあなたの帰る国

ようこそ、古城ホテルへ(4) ここがあなたの帰る国 (角川つばさ文庫)
紅玉 いづき
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 169,463

「わたくしの古城ホテルを未来につないでくれて、ありがとう」
               ……リュシエンヌ

四人の少女が古城ホテルマルグリットの女主人となって約一年。
お互いに足りないところを補いあいながらやってきた四人のもとに訪れたのは、結婚を破談にしてほしい、という新妻で―…?

シリーズ4巻は予想通り、亡国の姫様、リ・ルゥのお話でした。
そしてやっぱり彼女が一番重かった。

失われたもの、奪われたもの。
それを取り返そうとすることはとても普遍的な人間の感情だと思う。
それが無理に暴力で奪われたものならなおのこと。

けれど、それを為すために誰かを犠牲とすることを正当化してはいけないのだろうな、と。
彼女の小さな体に負わされた責任の大きさ、戦争によるゆがんだ思いにぞっとしました。

その分メトリーゼ達がマルグリッドを、仲間たちを、家族と感じていたことにホッとしたり。
某ワンコの珍しいかっこいい姿ににやにやしたり。

あと、後半と対称的に海賊…じゃないか、船乗りの彼とお嫁さんの話はほのぼのしててよかったです。
良いお嫁さん…というかいい相棒になるんじゃないかな。

一巡して全員が過去とはそれなりにけりがついたようですが、
シリーズとしてはまだまだ続いてくれるとうれしいなあ。

*2013年読了本*

小説 20冊
ライトノベル 9冊
マンガ 1シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年02月17日

(仮)花嫁のやんごとなき事情〜離婚できずに新婚旅行!?〜

(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できずに新婚旅行!?- (ビーズログ文庫)
夕鷺かのう
エンターブレイン
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「過去を脅しのネタにしてほしければ、(中略)爽やかに脅しにかかれるような愉快な過去を作って出直しておいでなさいませ!」
               ……フェル

離婚につながる決め手に欠けたまま、夫であるクロウとともに地方への視察へ行くことになったフェル。そこは呪毒のもととなる夕輝晶の産地であり、少数民族イル族の暮らす土地。しかしクロウの様子がおかしくて…?

ユナイアのほうで動くかと思ったら、クロウの過去話でした。
また壮絶な血なまぐさい過去を……。

クロウの孤独と自己評価の無自覚な低さはどこから来てるんだろうな、と思ってましたが、これはしかたないなあ、と。
そりゃフェルがまぶしいし、惹かれるはずだわ。
彼自身、とってもまっとうで優しい人なのだと思うのですけど、そうは思えないんだろうな。

新キャラのエルラント皇太子がすごくいい味出してました。
変人で曲者で切れ者。
あくまで国が一位である彼はクロウの無条件の味方ではないのでしょうが、でも敵ばかりではないというだけでもほっとしました。

さて、次こそはあのお方が動く、のか…?

*2013年読了本*

小説 19冊
ライトノベル 8冊
マンガ 1シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年01月27日

祝もものき事務所3

祝もものき事務所3 (C・NOVELSファンタジア)
茅田 砂胡
中央公論新社
売り上げランキング: 57,492

「たろくんはいつも全然役に立たないけど、いつも肝心なところで助けてくれるから。すごいよ」
               ……芳猿

いたって役立たずながら事件解決はできてしまう探偵百之喜。
彼と、四人の幼なじみ+有能過ぎる秘書との関係とは…?

前作とかはあまりのドロドロっぷりにひいてしまったのですが、今回もあいかわらず胸糞悪い犯人達ですが、短編集形式だったので、少しはマシだったかな。

幼なじみーズと百之喜との関係はなんかちょっとほっこりした。
全面的にベタベタでない、ちょっと適度な距離感の友情っていいなぁ、と。

アホでヘタレで、でも肝心なときには役に立っちゃう百之喜をほっとけない、てのはなんかわかるなぁ。
ちなみに個人的には鬼光さんが1番お気に入りです。
不器用生真面目なとこがいい(笑)

*2013年読了本*

小説 11冊
ライトノベル 7冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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おこぼれ姫と円卓の騎士〜皇子の決意〜

おこぼれ姫と円卓の騎士 皇子の決意 (ビーズログ文庫)
石田 リンネ
エンターブレイン
売り上げランキング: 6,477

「望んで、望まれて。主君と騎士はそういう関係であるべきだと俺は思っています」
               ……アスリッド

山火事に端を発した騒動をおさめ、帰国したレティ。
そこに遠く離れた東の国の姫君が、次期王の妃になるためにやってきて―…?

表紙でよーやく女性キャラが!と思ったのに、真相は……でした。悲しい。

今回は東の大国からの珍客で、バタバタしていた印象。
珍しく状況に振り回されっぱなしなレティに、彼女もまだ無敵ではないのだなぁ、としみじみ。

とはいえ、レティの過去が明らかになって、ますますレティの男前度にみがきがかかってます。
ゲストキャラが濃かったので、騎士達は影薄め、王の間は回想のみ。

ただあの子が退場したのは寂しい。けっこうかわいくて好きだったんだけどなー。

さて、次は前巻で匂わされていた隣国に行くかんじですね。
ノーザルツ公の再登場楽しみです。


*2013年読了本*

小説 10冊
ライトノベル 7冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年01月25日

身代わり伯爵の婚前旅行4 絡み合う恋の糸

身代わり伯爵の婚前旅行  IV絡み合う恋の糸 (角川ビーンズ文庫)
清家 未森
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-12-28)
売り上げランキング: 1,305

「俺はやっぱり、あなたがいないとだめです。あらためて思って泣きそうになってるから、今は見ないでください」
               ……リヒャルト

姉弟にそれぞれ狙われ、危機におちいるリヒャルトとミレーユ。
はたしてシアランの宝玉を取り戻すことができるのか?

婚前旅行編というか、アルテマリス帰省編完結。

本編もいろいろ綺麗にたたんでくれてよかったんですが、個人的には番外編のエルミアーナ、ジャックのお話が好きでした。
特に団長…マジいいひとすぎて!なんとかかわいい奥さん見つけて幸せになってもらいたいなぁ、

すごく綺麗に話がまとまったので、ここで締めてもよかったんじゃないかなぁ、と思いつつ、噂の女王様に期待してリゼランド編を待つとします。


*2013年読了本*

小説 10冊
ライトノベル 6冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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双界幻幽伝〜三人で相思相愛?〜

双界幻幽伝 三人で相思相愛? (ビーズログ文庫)
木村 千世
エンターブレイン
売り上げランキング: 3,529

「そういうわけで、二人とも。まずは私の寵姫として後宮に入ってくれないか」
               ……天祥

トラブルを抱えた王太子、天祥のため、二人揃って天祥の寵姫として後宮入りすることになった朧月と蒼刻。
さまざまな人を巻き込み、大騒動となっていくが…?

番外編。
初期のようなほのぼのラブコメ。

なにやら訳ありっぽい后候補を調べつつ、幽霊の正体も探りつつ。
あわよくばひっこもうとする朧月を蒼刻がひっぱっていく展開にニヤニヤです。
いやー、やっぱり太子好きだなぁ。彼があれこれ企んでくれるとすごく楽しいです。
本編はシリアス真っ盛りなんで、早くこういうほのぼのに戻ってほしいなぁ。

*2013年読了本*

小説 10冊
ライトノベル 5冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年01月21日

薔薇の純情 背徳の黒き貴公子

薔薇の純情 背徳の黒き貴公子 (コバルト文庫)
響野 夏菜
集英社 (2012-11-30)
売り上げランキング: 241,424

(ちがう。わたしが何者かは、わたしが決めることなんだ。ほかのだれかや与えられたものが、決めることじゃない……!)
               ……ユージェニア

バンパイアハンターであるジェーンアとアニー。見た目は美少女、中身はくせ者な二人はある公爵家の令嬢の護衛をすることになるが―…。

主役陣のノリはライト、ストーリーはシリアスな、響野さんらしいお話でした。
こういうシリアスともコメディともくくりにくいお話、うまいよなぁ。
なんかスレイヤーズとかで育った身としては、昔ながらのラノベなかんじで安心する。

お兄さんがどうにも歪んでそうだなあと思っていたら想定以上にヤンデレのシスコンでびっくりした。
コバルトでここまでOKなのか。ちょっと意外。

どうやらイロイロ訳ありらしい美少女二人。
今のところ強さは圧倒的だけれど、ラスボスらしきヴァンパイアはもっと強そうなんだよねぇ。
世話焼きオカンで両片思いなバトラーさんがけっこうツボだったので、ぜひ生暖かく見守りたいです。

*2013年読了本*

小説 7冊
ライトノベル 4冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 4本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年01月18日

上海恋茶館 ジンジャーティーは熱くまろやかに


「俺にはわかる。実をともなわないのに、名前だけで評価されるのは片腹痛い」
               ……龍之介

リリアと思いを通じ合わせた龍之介だったが、日本での学友、鯉太郎と再会する。同じ頃、フェイはウォンによって日本人の商人と引き合わされていたが―…。

一連の黒幕が明らかになり、リリアの両親にまつわるあれこれが明らかになります。
なるほど、そう来たかー、な第三勢力でした。
時代を考えるとたしかにもっともなんだけども。

ここでキリはよかったけど、なんかもやもやとするのは、いまだによみきれないリリアの内面がいまいちつかめなかったからかなぁ。
弱さを武器にするしたたかな女の子なのか、けなげで初なお嬢様なのか、どちらでもあり、どちらでもないのか。

一応けっこうキリよく終わっている感じではあります。
リリアの物語としては例の紅茶のありかくらいしか、もう謎としても残っていませんし。
ただ、龍之介側の事情があんまり描かれてないので、もうちょっと続くといいけど、厳しいのかなー。


*2013年読了本*

小説 6冊
ライトノベル 3冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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上海恋茶館 アールグレイは琥珀の口づけ

上海恋茶館 アール・グレイは琥珀のくちづけ (上海恋茶館シリーズ)
青木 祐子
集英社 (2012-08-31)
売り上げランキング: 384,506

「だから、わたしは弱い限りは強くいられるんだわ」
               ……リリア

上海祖界で行方不明の両親を待つリリアのもとに、父親が最後に残した積み荷が届く。
しかしそれを狙う何者かの影がちらつき―…。

この主役ってほんとにリリアと龍之介なんだっけ?というくらいだいたいフェイが主役なお話。
龍之介は今回も振り回されてただけなような…?

阿片や遊女、貿易と国同士の権力争い。
そんな大人の思惑が入り混じる中、リリアにできることはなんなのか、というのも描かれてはいるんですが。
まぁお屋敷でお茶しててこそのリリアなんですけどもね。
ちょっとおとなしすぎるのかなー。

個人的には、青木さんはヴィクロテのパメラを筆頭に、ヒロインよりもしたたかに自立した女性のが魅力的で好みなことが多いのですが、そういう主人公の話はあんまり需要ないのかなぁ?
リリアもクリスも弱弱しくて守ってあげなくちゃ!なかんじがつよすぎて、ちょっと苦手なんですよね。

*2013年読了本*

小説 6冊
ライトノベル 2冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年01月14日

宝石箱のひみつの鍵


「どんな端役であろうとも、カーテンコールに出るのは義務というものだ」
               ……アイリス

結婚から一年後のクリスとシャーリーの日常や、アディル、ジャレッド、アイリスのその後等を収録したアンコール的短編集。

主役二人はなんというかとてもあいかわらずでした。
シャーリーはああやってクリスに振り回され続けるんだろうなぁ、となんだか微笑ましく。
この二人の、二人らしい関係ができあがったことにニヤニヤしました。

アディル、アイリス、ジャレッドも、有能なのに不器用すぎて、幸せになってほしい三人だったので、その後がわかってよかった。
アディルはほんと男運ないよなー、としみじみしてしまいましたが。
でも、大団円でないまでも、幸せになってくれそうでほっとしました。
彼女は実は恋愛よりも仕事に生きる、自立した女性なのではないかと思う。

しかし、こんなシリーズ外で、オシアンのとんだ秘密が明かされましたが…マジか…。

あと同時収録のワーズワースの中編はなんとも背筋がぞわぞわしました。
なんだろうこの健全なのに不健全なかんじ。
コバルトのノリではないよなぁ。。

*2013年読了本*

小説 6冊
ライトノベル 1冊
マンガ 0シリーズ
そのほか 0冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2013年01月02日

精霊王の契約者

精霊王の契約者 ~騎士と乙女の恋愛狂想曲~ (ルルル文庫)
宇津田 晴
小学館 (2012-11-27)
売り上げランキング: 98,327

「大切に思う者がいて、その者の幸せを願う。それも愛の形だと、私は思うのだ」
               ……シェーンハント

赤ん坊の頃に捨てられ見世物小屋に売られた少女。見た目は薄幸の美少女、中身は守銭奴な彼女が、ある日突然、精霊王の契約者に選ばれて―…?!

愛を知らない少女と騎士の初恋ラブコメ。

この作者さんらしく、なんにも考えずすかっと読めます。
個人的には隊長と教育係さんの馴れ初めが気になる。


*2012年読了本*

小説 141冊
ライトノベル 82冊
マンガ 31シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月23日

藤陵学院の花嫁〜万葉の桜と橘の宝玉〜

藤陵学院の花嫁    万葉の桜と橘の宝玉 (角川ビーンズ文庫)
西本 紘奈
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-11-30)
売り上げランキング: 159,545

「真十のことをさんざん考えて、真十の幸せが得られるよう求めてきたのに、俺はあいつの口から、あいつの幸せを聞いたことがなかったんだ」
               ……史

史の目の前で、昴によって『陰の花嫁』であることを暴露された真十。失意のまま、昴とともに常爾宮に連れ去られてしまうが―…。

最終巻。
よーやくの両片思いからの、ハッピーエンドです。
高安くん、よくやった(笑)

設定やらはうまくできていて、奈良や日本神話好きとしては満足だったんですが、主人公カップルがどーもなぁ。
本領発揮する前に終わってしまった印象。
昴にあそこで逃げ勝ちさせちゃあダメでしょうよ、と言いたいんですが(笑)

人を呪わば穴二つと言いますが、橘諸兄も数千年後、自分の子孫をこんなに苦しめようとは思ってなかったんだろなぁ。
永遠という形のないもの、それを求めた人達と、想いという形のないもののために戦った人達。

どっちもまっすぐで不器用なんだよね、としみじみです。


*2012年読了本*

小説 137冊
ライトノベル 80冊
マンガ 30シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月21日

ブランデージの魔法の城〜魔王子さまと時の扉〜


「わたしたちはみんな不器用で、うまく愛情を表現できないの。でも、だからといって、愛されていないわけじゃないのよ」
               ……アドリエンヌ

王子不在の隙にメナンドロスに意識を奪われたアドリエンヌ。
王妃、第二王子、王、それぞれの企みと思いが交錯する中、セシルやラコマス、ゲルガランの助けを得て、王子はアドリエンヌを救おうとするが―…。

大団円でした。(ただし王妃は除く)

最初から比べると王子はずいぶんまっとうになったよなぁ、と。
ラコマス師同様ほのぼのしてしまいました。

素直でまっすぐなアドリエンヌと、不器用だけれど愛に真摯なドナティアン・シャルル。
エピローグの幸せ家族っぷりになんとも胸が暖かくなりました。

やはりお伽話は『めでたし、めでたし』で終わってこそ、ですよね。

*2012年読了本*

小説 134冊
ライトノベル 79冊
マンガ 30シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月17日

サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

サクラダリセット7  BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA (角川スニーカー文庫)
河野 裕
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-03-31)
売り上げランキング: 48,483

「貴方はもっと大切なものを知っているから、きっと何も忘れないのでしょう。あらゆる記憶を丁寧に抱えたまま進むのでしょう」
               ……春埼美空

能力が失われたサクラダ。二つの世界の差を見せ付けられ、ケイはそれでも自分が望む世界のため、静かに戦いを始めるが―…。

最終巻。
弱くて寂しくてどうしようもなく優しい人達のお話でした。
誰かを傷つけることすらわかっていても、自分の願いを譲れない、けれど責任を負うことで、ケイはそのワガママと向き合っている。
何も忘れられないことは武器であり弱さだから。

さまざまな能力。
それは何かを願ったことで生まれた奇跡の力。
理屈も常識もない、反則だらけのそれらが、すごく切なくて。
能力の持ち主として描かれる少年少女が、不器用にまっすぐで、とても愛しかったです。

最終ページのイラストはなんとも救いでした。
彼らに幸多からんことを!

*2012年読了本*

小説 134冊
ライトノベル 78冊
マンガ 30シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月16日

サクラダリセット 6 BOY, GIRL and ──

サクラダリセット 6 BOY, GIRL and ── (角川スニーカー文庫)
角川書店 (2012-10-01)
売り上げランキング: 10,341

「ねぇ、春埼。もし能力なんてなくても、僕は君に会いたいよ」
               ……浅井ケイ

相馬菫の願い、浦地の願い。ケイの知らぬところで進む事態と整えられる不可避の未来。
そしてケイは―…。

最終巻直前。
つかここで!終わるのか!

菫の涙がどこまでも純粋で切なかった。
ケイや春埼が、まるで普通の、うんまぁ普通より少しばかり繊細ですが、普通の高校生活を送っている傍らで。
たった一つの願いのために総てを捨てた彼女が。
願った内容はなんとも純粋で。

でもケイと春埼の、初々しい幸せを見るとまたなんにも言えないって言うね。

能力というもの事態がもつ不自然さ。
なくていい、嫌いなんだ、という浦地の言葉もまたわからんでもない気はします。
でも、そうして能力が否定された世界はやっぱどこか味気ない。

そうしてケイの目の前にすべてが提示された今、彼がどんな未来を望むのか。
最終巻、楽しみです。


*2012年読了本*

小説 133冊
ライトノベル 77冊
マンガ 30シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月12日

サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

サクラダリセット 5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)
角川書店 (2012-10-01)
売り上げランキング: 5148

「隣にいる人が笑うことを、幸せと呼ぶんだよ」
               ……猫屋敷の老人

生き返った相馬菫をサクラダから出すための実験に、ケイが会いに行ったのは夢の中で現実そっくりの世界を作り出せる『ワンハンドエデン』をもつ少女が眠る病院。
はたしてかりそめの楽園での幸福は幸福なのか―…。

今回のテーマは青い鳥、そして『幸福』。

病気の少女が作り出した夢の世界での、チルチルとミチル、そして青い鳥と怪物。
みんな弱くて、みんな寂しい。

そんな中、野ノ尾とおじいさんの話はよかった。
一歩が踏み出せなくて一度は離れたけれど、また繋がれた、それがなんとも救いで。

ケイと相馬、春崎もそうなればよいな、と。

春崎の出した答えがリセットされたのがこのあとどう影響するのやら。
誰もが誰かのために動く中、どんな未来が彼等を待っているのか、楽しみです。


*2012年読了本*

小説 133冊
ライトノベル 76冊
マンガ 30シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月07日

暁は闇に恋をする

暁は闇に恋をする (ビーズログ文庫)
瑞山いつき
エンターブレイン
売り上げランキング: 7136

「あなたに会いたくて十年一人で頑張ったよ。でも、保護者に会いたかったから頑張ったわけじゃないの。アレスに会いたかったから頑張ったの」
               ……フィーネ

初恋の妖魔アレスと一緒にいるために、封石師となったフィーネ。しかし再会したアレスはなぜかよそよそしくて―…?

ラブコメなファンタジー。
帯やあらすじにあるような、腹黒要素もバカップル要素も終盤にならないとあんまり発揮されません。
まぁ最初っからお互いしか目に入ってないのは間違いないですけども。

敵側含め、ヤンデレともちょっと違うかなぁ。
相手しか見えないって、一歩間違うと悲しい結末をうむのね、とは思ったけれど。

毎度ながら、脇役が魅力的でした。
師匠が俺様でお強いのに振り回されてて笑った(笑)
パイモンはもっと活躍してくれてよかったんだけどなぁ。

*2012年読了本*

小説 132冊
ライトノベル 75冊
マンガ 29シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月05日

首の姫と首なし騎士〜華麗なる背信者〜

首の姫と首なし騎士  華麗なる背信者 (角川ビーンズ文庫)
睦月 けい
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-10-31)
売り上げランキング: 8796

「俺から目を離すな、ロッティ」
               ……アルベルト

薬石売買、そしてかつての王妃毒殺の黒幕がエルマー家であることを知ったロッティ達。
しかし既にエルマー家の包囲網は彼女達を囲んでいて―…?

今回は王の選定どうこうではなく、ロッティ達の完敗。
予想以上の力と情報網、手回しに相手の言うままになるよりない、と。
貴族達も積極的ではないものの敵側にまわり、後手後手の状態。

セシルの最後の同情で最悪の事態だけは避けられたものの、なかなか巻き返しは難しそう。。

セシルも、どんな裏があるのかと思っていましたが、わずかな人間的な甘さみたいな部分でロッティに同情しているだけっぽいしなぁ。
彼がエルマー家に対してどうこうってのはなさそうで残念。

追い込まれた彼女達の反撃に期待です。


*2012年読了本*

小説 132冊
ライトノベル 74冊
マンガ 29シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月04日

おこぼれ姫と円卓の騎士〜少年の選択〜

おこぼれ姫と円卓の騎士 少年の選択 (ビーズログ文庫)
石田リンネ
エンターブレイン
売り上げランキング: 21701

「それでも俺、王女様みたいになりたい。きちんと当たり前で人に優しくできるそういう人になりたいんです」
               ……アストリッド

領有権をめぐって争っている地での山火事。その対応をめぐり、奔走するさなか、レティは何者かの罠にはまって、護衛のアストリッドともども谷底に転落してしまう。

第4巻。
引き続き、デュークとレティは離れた状態でお仕事お仕事です。

誰かを救いたい、ただそれだけではままならない政治。
けれどそれを理解し背中を押してくれる先達や仲間達がいる、というのはよいものだなぁ、と。
レティはただできることをやらずにいられない、それだけなのだけど、その背筋の伸びたかんじが心地好い。

しかしルートガーの嘆きが重かった。
たとえ後世にどう讃えられようと、彼らが王である前に人である以上、その業が重くないわけがない。
なのに、それを誰にぶつけることもできないのだから。
彼にもまた理解者がいたと思う、それがせめてもの救いです。

そして、アストリッド、今回なんとも満身創痍ではありましたが、粘り勝ちと言いますか、よかったねーと言いたい。
大人で理性的な判断をする人ばかりなので、彼みたいなのがレティのそばにいるのは、レティにとっても価値あることだと思いますし。

さて、次は幽閉された王子関連ですかね。どうなるやら。

*2012年読了本*

小説 131冊
ライトノベル 73冊
マンガ 29シリーズ
そのほか 3冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年12月02日

おこぼれ姫と円卓の騎士〜将軍の憂鬱〜

おこぼれ姫と円卓の騎士 将軍の憂鬱 (ビーズログ文庫)
石田リンネ
エンターブレイン
売り上げランキング: 116711

「――私はナイツオブラウンドになりたかった」
               ……クレイグ

従兄弟の結婚式のため隣国を訪れたレティ達。
レティにはもう一つ、二人目の騎士を手に入れる目的があって―…?

二人目は国境将軍ことクレイグ。かつて国王と揉めて以来、ずっと辺境にいる変わり者です。
渋いオジサマでありながらちょいちょいお茶目だったりで、すごく私好みでした(笑)

今回は初外交ということで、近隣国のお家事情もちらりと覗いたり。
やり手であるはずの銀狼公からただよう不憫臭はどうしたものか。。

レティとは違って、恋に恋する姫君によるはた迷惑な騒動に終わった今回は、レティが自分の能力や立場を思い知る意味で意義のある一冊でした。

しかし、塔のあのシーンのレティはかっこいい。
クレイグはよい主と出会えたなぁと思うけれど、同じく出会ってしまったのにやんわり遠ざけられているアストリッドがちょっとかわいそうだなー。

*2012年読了本*

小説 131冊
ライトノベル 72冊
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