2012年08月30日

咎人とメロディ

咎人とメロディ (花とゆめCOMICS)
モリエサトシ
白泉社 (2012-08-20)

「後悔はない。私だけが彼を自由にする愛を与えられるのだから」
               ……エリザベス

ピアノに愛されたがゆえに、触れたピアノから音を奪ってしまう調律士の青年。
王により処刑の決まった彼が出会ったのは一人のシスターで…。

短編集。
どのお話もひたむきに何かを愛して、愛されて、その切なさと美しさ、暖かさを描いていて。
透明で、あやうくって、素敵でした。

やけっぱちとかじゃないけれど、お互いにとってお互いがこの世界で一番大切、みたいな。
そんな恋の一番キレイなところがどのお話にもちりばめられていて。

個人的には表題作が好きですが、地味に初恋で死にかける少年の話も可愛くて好きです。
あと少女ガードの三角関係はすごくツボでした。


*2012年読了本*

小説 95冊
ライトノベル 58冊
マンガ 25シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月29日

JIUJIU


「ねえ、たかみち、オレの前足が腕になったのはね、たかみちを抱きしめるためなんだよ」
               ……雪

妖怪退治を生業とする崇方に仕えるのは、半人半妖の兄弟、雪と夕昏。
兄弟のように、親子のように絆を育んできた三人だったが―…。

人と人でないもの。
そのギャップの埋められる部分と埋められない部分と。
ただ、孤独なときにわけあった温もりがつくった絆だけが強くて。
不器用な想いと、それを守るべく傷だらけになりながら闘う彼らがよかった。

しかしラストシーン…というか表紙もだけど、ミチのお相手はいったい誰だったのか。。
雪か夕昏とくっつく、もしくは未婚のままだろうと思っていたのでかなり想定外でした。

一巻の頃よりは良くなったんですけど、ごちゃっとしてて読みにくいのだけが難点かなぁ。
わかりづらい。。
話やキャラは魅力的だし、絵が下手なわけではまったくないのですが、なぜかすっと読めないんですよね。。
たぶん作者さんの頭の中にはもっと緻密な内容があるのだと思うのだけれども。
JIUJIU ─獣従─ 5 (花とゆめCOMICS)
トビナトウヤ
白泉社 (2012-08-20)



*2012年読了本*

小説 95冊
ライトノベル 58冊
マンガ 24シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月28日

ウィズユー


「一度も負けない人間が強いわけじゃない。負けても再び立ち上がり、闘うことができるのが、本当に強い人間なんだ」
               ……高原

冴えない探偵事務所に持ち込まれた誘拐事件の調査―…それは、かつて起きた事件を模倣していることがわかり―…?

仮想世界と現実世界。
偽物の親子と、本物の親子。

ウィズユーの世界観がややわかりにくくはありましたが、全体的にはすっきりまとまっていてよかったです。
なんというか、切っても切れない親子の絆って、美しくもあり、醜くもあるなぁ、と。

あとは仮想世界の中毒性というか、精巧さにはちょっとぞわぞわしましたが。

全体的にほどよいハードボイルドさでよかったです。
高原が刑事をやめるきっかけになった事件は苦いなぁ…。


*2012年読了本*

小説 95冊
ライトノベル 58冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月24日

もうすぐ

もうすぐ (新潮文庫)
もうすぐ (新潮文庫)
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橋本 紡
新潮社 (2011-10-28)
売り上げランキング: 289190

「たぶんショッキングなことだと思うけど、わたしたちはこうして命を繋いできたのよ」
               ……伊島

産婦人科医の訴訟をきっかけに、ネット新聞の記者である由佳子は三十代の出産の特集記事の担当に。
語られる様々な命の物語に、女としての自分を見つめなおさせられる由佳子だったが…。

少子化、晩婚、高齢出産。
現代の日本で母になる、ということ。

テーマはわかるんですが、話が産む喜びと母親ってすごいのよに終始していて、なんかちょっとなぁ、でした。
当面結婚も出産も考えていない身としては、そんなにダメですか、愚かですか、と拗ねたくなる(笑)

たしかにリスクは上がる、可能性は減るで高齢出産は避けたほうがいいのはわかるんだけども。
なんかなぁ、いまいちどれも共感しかねたなぁ。。

あと出産テーマなら産科医師問題は半端に取り上げなくてもよかったかも、と。
助産師さんがすごいのはわかるんですが、なんかもやもやとしてしまって…。

最終的には、松本君はパワハラセクハラで訴えたら勝てそうだなーと思いつつ読み終わりました(笑)


*2012年読了本*

小説 94冊
ライトノベル 58冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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シューマンの指

シューマンの指 (100周年書き下ろし)
奥泉 光
講談社
売り上げランキング: 110588

「音楽はもうすでにある。それは人間が演奏するしないに関係なくもうここにある」
               ……永嶺修人

音大を目指す「私」と、天才ピアニストの修人。かつて、天才ゆえの気まぐれさと才能で周囲を振り回し、ある事件によって指を失ったはずの修人を見たという友人の言葉から、「私」は過去を回想する―…。

音楽、天才と凡人、自己愛と歪み。
天才に憧れながら才能にもがいていた苦い青春―…かと思ったら。
最後の十数ページで見事にひっくり返してくれたな、と。

音楽ものは音楽の魔力に取り付かれ破滅していくタイプが描かれることも多いですが、この壊れ方はキツイ。

音楽を愛し、それなりの才能にも恵まれ―…それでも大成しない職業。
けれどゆえに音楽は力をもつんだろうなー。

音楽はただそこにある、それをただ拾えばよい。
その圧倒的な力に、悲劇に、飲み込まれました。

前半理屈っぽくて辛くても最後まで読むべき!


*2012年読了本*

小説 93冊
ライトノベル 58冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月23日

上海恋茶館〜待ちぼうけのダージリン〜

上海恋茶館 待ちぼうけのダージリン (上海恋茶館シリーズ) (コバルト文庫)
青木 祐子
集英社 (2012-04-28)
売り上げランキング: 134733

「でも、わかるわ。お茶を飲めばいいの、一緒に」
               ……リリア

上海租界で暮らすイギリス人令嬢のリリア。突然の両親の失踪、そして婚約者の登場に、偽物の恋人を仕立てあげることにするが…。

上海とイギリスと紅茶の物語。

婚約者がテンプレにどうしようもないイライラさせられる男で、そのあたりはさすがに上手い。
まぁでも当時のイギリス貴族社会では彼みたいなタイプのほうが普通だったんだろうなー。

ただまぁ今回は顔見せと言うか、ヒロインの本性が一筋縄ではいかないらしい、というところまで、なので、どんな展開を見せてくれるかはまったくまだわからないかんじ。

租界の狐狸と渡り合っていくことになるのかな。
かなり強敵な気がしますが(笑)
龍之介の過去含め、これからの展開に期待です。

*2012年読了本*

小説 92冊
ライトノベル 58冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月22日

三匹のおっさんふたたび

三匹のおっさん ふたたび
有川 浩
文藝春秋
売り上げランキング: 1580

「俺は悪さをしたら報いがあったほうが本人のためだと思うがな」
               ……シゲ

貴子のはじめてのパート、ノリの再婚をめぐるあれこれ、偽三匹の登場など、三匹の周りは相も変わらず騒がしく、忙しい―…。

三匹のおっさん続編。
事件はすっきり割り切れることばかりではないけれど、三匹は相変わらず爽快でした。

子供、大人、老人、それらに関係なく、自分本位な人間が増えた―…違うな、開き直って大きな顔をするようになった、かな?のは、たしかだなぁ、と。
権利の主張はするけど、義務は果たさない。

けれど、他人を非難する前に我が身を振り返ってもいいのかなー、なんて。
素直に席を譲られたキヨを見て、ちょっと反省しました。

個人的には親世代の話がすごく応援したくなるかんじで、ちゃんと三匹の心意気が受け継がれてるんだなぁ、と嬉しくなったり。
特に貴子さんの成長著しいかんじは、大人でも変われるんだなぁ、と胸が熱くなりました。

舞台版シアターを思わせる一幕もあったり、小学生の甘くて苦い初恋を描いた短編もあったりと、盛り沢山な一冊でした。


*2012年読了本*

小説 93冊
ライトノベル 57冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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天山の巫女ソニン 巨山外伝〜予言の娘〜

天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘
菅野 雪虫
講談社
売り上げランキング: 246252

「何千、何万という人々の命を左右する立場に立とうという者が、安らかに眠ろうなどと思うな。一生苦しみ、一生考え続けるがいい。それが真の王たる者の役目だ!」
               ……イェラ

巨山の孤高の王女、イェラ。
彼女は何をみて、何を感じ、どう育ったのか。
本編の少し前の巨山を描くスピンオフ。

番外編。
イェラの生まれた背景から、王女として自分の生き方を定めるまで。

母親にも父親にも見向きもされなかった幼少期。
はじめての友人でもあった弟の真実。
天文台を巡る陰謀。
なにより子供ながら、国の理不尽さを理解してしまったことが。
イェラの才能ゆえに、悲劇だったなぁ、と。

ただ、あくまでイェラの心にあるのが未来を見据えたような気持ちなので、それが厳しい北国の物語にわずかに救いを与えていたように思います。

しかし、ソニンという対等な存在ができてイェラはよかったなぁ。
まぁクワンも同じなんですけど、優秀ゆえに孤独、守るものがあるからこそ孤立というその立場がなんとも痛々しかったので。


*2012年読了本*

小説 92冊
ライトノベル 57冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月21日

星河万山霊草紙

星河万山霊草紙(1) (KCx ITAN)
鈴木 有布子
講談社 (2011-09-07)

「おまえに知っておいてほしかったの、ようく観ておくれ。私がどう生き、どうかんじて来たか」
               ……ほおずき

木の精霊、こだまでありながら人間と結婚したほおずきと、彼女の子孫である一歩。
無意識に惹かれあいながらも結ばれないはずの二人だったが―…。

田舎を舞台にした和風ファンタジー。
転生もので、恋愛メイン。
少年が青年に成長するを描く物語でもありました。

種族の差、というよりは、親戚の未亡人、みたいなかんじで、ファンタジー要素はあんまり重要ではない印象。
天馬の影みたいなのもあまりでばりませんでしたし。

惹かれあっているのに素直になれない、気持ちを言えない二人にじりじりさせられました。
とくに高校生になった一歩は、無理しやがって、と言いたくなるくらいで(笑)

優しい自然と、穏やかな日々。
変わらないものと、変わっていくもの。
優しい気持ちになれる一冊でした。

星河万山霊草紙(2) <完> (KCx(ITAN))
鈴木 有布子
講談社 (2012-08-07)



*2012年読了本*

小説 91冊
ライトノベル 57冊
マンガ 23シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月19日

docca


「そしたらまた「こっち」に会いにきてもいいですか?」
               ……八王子

流れ星の墜落をきっかけに、「どっか」の異世界とつながってしまった町。そんな町に越してきたまひるは、対docca対策委員会の仲間入りをするはめになるが―…。

渡辺さんらしいノリとイキオイの不条理コメディ、ただし最後のオチは銀の勇者を読み返したくなる展開でした。
八番目の王子、八王子くんがまさかそんな秘密を抱えてるとはなぁ。

誰かに逢いたいと思うこと、逢いたいと思ってくれるひとがどこかにいること。
逢いたくても逢えない人がいて、でも新しく出会う誰かもいて。
陳腐な言葉ですが、人と人の絆を思わせてくれるお話だったんだなぁ、と改めて読み返すと思う。

からっと、doccaと現代ファンタジーが続いたので、次はぜひがっつりファンタジーが読みたいです。

docca(1) (アヴァルスコミックス)
渡辺祥智
マッグガーデン (2010-12-15)



*2012年読了本*

小説 91冊
ライトノベル 57冊
マンガ 22シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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神様

神様 (中公文庫)
神様 (中公文庫)
posted with amazlet at 12.08.19
川上 弘美
中央公論新社
売り上げランキング: 40012

「昔の光はあったかいけど、今はもうないものの光でしょ。いくら昔の光が届いてもその光は終わった光なんだ。だから、ぼく泣いたのさ」
               ……えび男

くまや河童、人魚など、人ならざるもの達との交流を交えながら、穏やかに過ごす日々を描いた連作掌編集。

新宿の紀伊國屋で行われた冒頭だけしかわからない状態で本を買おう、という「本のまくら」フェアにて購入した本。

その冒頭は
「くまに誘われて散歩に出る」
でした。

期待以上の素敵な大人の女性向けのお伽話でした。
川上さんは以前読んだセンセイの鞄がどうにもあわなくて、以来読んでなかったのですが、これはよかった。
梨木さんの家守奇譚とか好きなら気に入ってもらえるんじゃないかなー。

主人公の、明らかにはされないけれないけど何かに傷ついての回復期間なんだろうな、というかんじのゆったりさとか。
怪異を怪異として受け止めるのでなく、ありのまま受け入れるかんじとか。
ふんわりとした不思議さがよかったなー。

個人的には梨の話がすごい好きでした。
うちにも、うちにも是非おいで…!(笑)


*2012年読了本*

小説 91冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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アベンジャーズ

「彼らは必ず報復を行う」
               ……トニー・スターク

途方もないパワーを秘めたコズミックキューブが奪われた。犯人はかつてアスガルドから追放されたロキ。
彼を捕らえるべく、集められたのは特殊な力をもつヒーロー達だった。

アイアンマン、キャプテンアメリカ、ハルク、ソーなどマーベルコミックのヒーローが集まった大エンタメ映画でした。

自分はこれの前日譚にあたる映画はキャプテンアメリカしか観ておらず、他は特番で仕入れた程度の知識だったんですが、全然楽しめました。

キャプテンアメリカの不器用さは戦中のアイコンであり軍人としての生き方しか知らない彼にとってはしかたない。
アイアンマンが軍に、集団に反発するのは社長であり、かつて軍に捕われたことのある彼にとっても当然のこと。
ソーにとっては、人間全体以上に弟であるロキが大事だし(まぁ一瞬あっさり養子だって言っちゃう一幕もありましたが)、自分で自分を制御できないハルクが周囲に壁をつくるのもやむをえないわけで。

結果、チームプレイ?なにそれ?な面々が喧嘩ばかりなのも、そりゃまぁそうよなぁ、と。
だからこそ、四人が共闘した瞬間はテンションあがるしかない。

まぁ個人的には敵側にももうちょい尺をとってほしかったけど、いや、だってあれじゃロキがアホの子すぎませんか!と(笑)

ただエージェントコンビのホークアイとブラックウィドウが強くてかっこよかったのと、ヒルとコールソンが地味にいいキャラだったので、相殺されたかな、と。
ホークアイかっこえぇ…!

最後の世論は日本のヒーローものではありそうで、ないシーンかもなー。
結局、抑止力としての武力を肯定する部分は悪い意味で、どんな人間も受け入れる部分はいい意味で、アメリカらしい映画だなぁと思います。

なんにせよ、派手で楽しい映画でした。

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー  ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012-02-24)
売り上げランキング: 178



*2012年読了本*

小説 90冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 2本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月18日

9月の購入予定

購入予定のコミックス
09/05 赤髪の白雪姫8/あきづき空太 (花とゆめコミックス)
09/05 狼陛下の花嫁7/ 可歌まと (花とゆめコミックス)
09/05 八潮と三雲5/草川 為 (花とゆめコミックス)
09/20 スキップ・ビート!31/仲村佳樹 (花とゆめコミックス)
09/22 絶園のテンペスト7/彩崎 廉 (ガンガンコミックス )
09/25 君に届け17/椎名軽穂 (マーガレットコミックス)
09/25 あまつき15/高山しのぶ (ZERO−SUMコミックス)

購入予定文庫
08/31 上海恋茶館 アール・グレイは琥珀のくちづけ/青木祐子 (コバルト文庫)
09/01 六蓮国物語 宮廷のニセ御使い/清家未森 (角川ビーンズ文庫)
09/04 伏(ふせ) 贋作・里見八犬伝/桜庭一樹 (文春文庫)
09/11 魔法無用のマジカルミッション 竃v@製作所/シャンナ・スウェンドソン (創元推理文庫)
09/15 ビーズログ文庫アンソロジー (仮)/木村千世 他 (ビーズログ文庫)
09/25 ドラフィル! 2 竜ヶ坂商店街オーケストラの革命/美奈川護 (メディアワークス文庫)
09/28 風の海 迷宮の岸 十二国記/ (新潮文庫)
09/28 善人長屋 / (新潮文庫)
09/28 よろず一夜のミステリー 黄金伝説/ (新潮文庫)
09/28 リライブ/ (新潮文庫)
09/28 爛漫たる爛漫 クロニクル・アラウンド・ザ・クロック/ (新潮文庫)
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2012年08月17日

オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ

オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン
小路 幸也
集英社
売り上げランキング: 41491

「なぁ、藤島。それでいいんじゃねぇか?隣にはよ、俺らがいるぞ」
               ……堀田勘一

我南人がワールドツアーに出て、研人が中学に入学した堀田家はますますにぎやかな日々を送っていた。
そんな折、研人が友人と喧嘩をしたと学校から連絡が来て―…。

東京バンドワゴンシリーズ、第六巻。

さまざまな出会いと別れの詰まった一冊でした。
禍福はあざなえる罠のごとく、その言葉のまま、悲しみと喜びが交互にやってくるお話で。

全体を通じて、研人がイケメンぷりを発揮していて感心した。
すっかりいい男に育ってまぁ、と、なんだか親戚のおばちゃん的な感慨深さを感じてしまいました。

子供だった花陽と研人が将来について考えたり、恋をしたり。
あぁ、大人になっていくんだなぁ、と。
同じように淑子さんの件で、変わらずに居続けることもまた、できないんだなぁ、と。

珍しく弱気な勘一でしたが、彼がいなくては東京バンドワゴンは成り立たないわけで。
サチさんの言うとおり、もうしばらく元気でいてほしいですね。


*2012年読了本*

小説 90冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月16日

桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
朝井 リョウ
集英社 (2012-04-20)
売り上げランキング: 643

「好きやもん、友未のこと。私が友未のこと好きやから、これからも話すよ」
               ……かすみ

バレー部の部長桐島が部活をやめた―…わずかな波紋を起こしながら、それでも日常は続く。
高校生達を描いた群像劇。

朝井さんのデビュー作。
リアル過ぎてもやっとする、というのも変な話ですが、まさにそんなかんじの一冊。

クラス内の無意識のヒエラルキーってたしかにあったなぁ、と。
どちらかと言わなくても地味側だった自分としては、派手グループメインの話は嫌いじゃないけど共感もしにくかったかな。

汚いところも全部抱えようとして抱えきれなくて、外側ばかり取り繕って。
それもまた青春、ではありますが。
その生々しい半端さを抱えた感情の描写がうまいんですよねー。
結果なんだかもやもやと。

なんだかんだ1番羨ましいのは映画部かもしれない。
何かに夢中になれる、それだけで楽しい、なんて若さの特権だもんなー。

個人的には派手系女子達の思考回路はちょっと疲れてしまった。
高校生の男子はまだまだ子供だけど、女子は大人なんだよなぁ、と今となっては思うので。


*2012年読了本*

小説 89冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月14日

黒猫の遊歩あるいは美学講義

黒猫の遊歩あるいは美学講義
森 晶麿
早川書房
売り上げランキング: 142924

「まあ<醜>もまた美的カテゴリーではある、か」
               ……黒猫

若くして教授職につく黒猫とポオの研究者である「私」。
身の回りに起きた事件を美学的見地から解きほどいていく黒猫との日々。

美学というから、美術系かなと思っていたけど、どっちかというと文学系だったのかな。
蘊蓄系で、偏屈天才教授な黒猫は、それでも他作品のキャラに比べればずっとまともでしたが(笑)

大学を舞台に起きる事件や奇妙な出来事。
それを解釈し、真相を見つける黒猫はなかなかスマートでよかったです。

付き人と黒猫の対等よりちょっと下な、友人以上恋人未満な関係もなかなかほっこりでした。

個人的には第一話のデタラメな地図の種明かしがキレイで好きでした。あと香水の話。
逆にもやーっとしたのは映画監督が頭蓋骨を探す話、かな。
おどろおどろしい、というにはやや物足りなく、スッキリするにはやや読後感が悪く。

ただ、どの話も最後には黒猫と付き人のほのぼのしたやり取りで終わるのでそれで救われたかんじです。


*2012年読了本*

小説 88冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月12日

落涙戦争

落涙戦争
落涙戦争
posted with amazlet at 12.08.12
森田 季節
講談社
売り上げランキング: 445967

「泣けないってことは、泣きたくないってことなんだよ。神様は泣きたい人には、ちゃんと涙を届けてくれる」
               ……阿弥陀寺奈弥陀

表の泣かせ屋の女神と呼ばれる阿弥陀寺奈弥陀の息子である「僕」は、ホトトギスと名乗る裏の泣かせ屋である少女に出会う。
彼女曰く、次の誕生日までの間、賞金三千万と名声をかけて全国の泣かせ屋が僕を泣かせにやってくる、というのだが―…。

伊坂さんとモリミーとを足して二で割ったような作風だなぁと思っていたら、なんかすごくスパイラルを思い出すラストでした。

泣けない少年と泣かせるのが仕事の泣かせ屋。
あの手この手で襲い掛かる泣かせ屋に、迷惑かけられっぱなしの主人公がなんともかわいそうで。

泣かないのでなく、泣けないだけだからねぇ。
泣くという行為は共感の一種とみなされることも多いし、さぞや苦労したんだろうなぁ、と。

お話としては、泣かせ屋にもうちょいインパクトがほしかったかな、と。
想定の範囲内というか、もっとトンデモなのが出てくるかと思ってたので。

感情を表に表すことの難しさ、大切さも感じる一冊でした。


*2012年読了本*

小説 87冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月11日

あやかし江戸物語〜桜の下で誓う愛!〜

あやかし江戸物語  桜の下で誓う愛!  (角川ビーンズ文庫)
伊藤 たつき
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-07-31)
売り上げランキング: 11597

(心を強く持とう。誰に何を言われても、自分が揺らがないように)
               ……みこ

迫る外国の侵略の手。目覚めぬ二海と、戻らない神通力。
非力さを痛感したみこは、神通力を取り戻すため、富士の火口へ向かうが―…。

大団円の最終巻。
家密派としては、まぁわかってはいましたが、やや不満でしたけども。
しかも二海はだいたい意識不明という(笑)

個人的に空三が好きだったので、彼が地味にちょいちょいいい活躍してくれてうれしかったです。
あと蘭刀斉。彼は卑怯だ。

最初から最後まで主人公に甘い周囲はちょっとやり過ぎかなーと思いもしましたし、神通力チートすぎて笑いましたけど、平和な暮らしを守ろうと頑張る家密とみこは素敵でした。
つかしつこいようですが、このままだと家密が大変不憫なのでなんとかしてくれまいか…!


*2012年読了本*

小説 86冊
ライトノベル 57冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月10日

変身

変身 (新潮文庫)
変身 (新潮文庫)
posted with amazlet at 12.08.12
フランツ カフカ
新潮社
売り上げランキング: 1068

「あたしたちみたいに、こんな苦労をして仕事して行かなければならないっていうのに、いったいどうして家の中のこんな永久の苦しみに辛抱できて」
               ……グレーテ

外交販売員として働くグレゴールはある日目が覚めたら、巨大な毒虫になっていた。
それをきっかけにグレゴールと彼の家族の暮らしは一変するが―…。

なんて清々しくて恐ろしいラスト。

最初は家族として、やがて重荷として、最後には障害として。
扱いが変わっていくことも悲しかったですが、なにより、徐々に虫としての暮らしに慣れていってしまうグレゴールが恐ろしかった。

たとえ家族でもただ一方が支えるだけの関係が続くわけがないのは当たり前なのですが、冒頭を読むにそうなってしまったのは家族のために頑張って働きすぎたから、とも思えて。

現代で言うところの欝以外の何物でもないよなぁ、と。
なんかいろいろ考えさせられる一冊でした。


*2012年読了本*

小説 86冊
ライトノベル 56冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
※マンガは完結・短編集のみカウント、上下巻はセットで一冊扱い
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2012年08月09日

絶望名人カフカの人生論

絶望名人カフカの人生論
フランツ・カフカ
飛鳥新社
売り上げランキング: 2166

「幸福になるための、完璧な方法がひとつだけある。それは、自己のなかにある確固たるものを信じ、しかもそれを磨くための努力をしないことである」

『変身』で知られる作家、カフカ。かなりのネガティブな性格をしていた彼が残した言葉を集めた名言(?)集。

タイトルに偽りなく、ありとあらゆることに凹み、怯え、ネガティブ発言を連発するカフカに、一周回って笑ってしまった。

親友ならまだしも恋人相手でも『僕なんて病弱だしなんにもできないし』と手紙を送り付ける。
最終的に恋人の父親にも送ろうとして恋人に破り捨てられるとか、ほんと何やってんだ、と。

仕事も(できれば)したくない、結婚も、生きることも。
でも全部放り出すほど、思い切ったこともできず。
愚痴愚痴と日々を暮らしながら、唯一の自分がやりたい、やるべきと感じている小説を書き。
その小説すら死の間際には焼き捨ててくれと言い残す、その不安定さは作品にも現れている気がするなぁ、と。

でも、ブロートやフェリーツェが自分からは離れて行かなかったことを思うと、カフカは、人として魅力があったんだろうなぁ、とも思うんですよね。
愛すべきネガティブというか。

なんか妙なかんじに、気持ちを浮上させてくれる一冊でした。


*2012年読了本*

小説 85冊
ライトノベル 56冊
マンガ 21シリーズ
そのほか 2冊
映画 1本
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